12月5(月)
今日はいい天気になりました。
朝の畑、暖冬もあってキヌサヤに花が咲き出しました。早すぎるので困るなぁ。
さて昨日のことですが、「拓本」取りをしました。取ったのは私がいつもガイドをする故郷「唐津街道畦町宿」の「観地山地蔵尊」の、
石の線刻仏です。
お守りしている隣組の許可をいただいて、格子の中の部屋から石仏を取り出しました。線刻してあるのがわかりますか?
表面を水でよく洗って、和紙を乗せて水を絞ったタオルで抑え表面にぴったりと貼り付けて、墨をタンポンで丁寧に打ってゆきます。打っているのは友人の書道家さん。
打ち終わったら慎重に和紙をはがします。線刻の窪んだ部分が白く浮き上がるのです。
後は1週間ほど陰干しして置くと落ち着くので表具屋さんで「裏打ち」してもらうと拓本の完成です。
これは最後に格子をはめているところ。左の組長さんの向こうにの元の場所に石仏はお返ししました。
格子を外した際に石仏が祭られている部屋の中も掃除しました、ウン十年ぶりですね。
これでまた故郷の史跡探索が1歩全進。
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★古民家ぎゃらりぃ畦ブログを12月「吉田八魁書作品展」に更新(12/2)しました。
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爺婆はワンコ撫で撫で忘年会